【シリーズ古建築物②六賢台】

みなさんこんにちは!
シリーズ古建築物の第2回、今回は「六賢台(ろっけんだい)」をご紹介したいと思います★
六賢台は哲学堂公園の古建築物の中でも一際目立つ赤い建物です。
六賢台外観.JPG
雑誌や新聞などで、哲学堂公園が紹介される際の写真使用率No.1!(の気がします)
公園に写生に来る方々も、六賢台に向かって筆を動かしている方が多く、
哲学堂公園を象徴する建物になっています。
六賢台は名前の通り六角の建物で、外側から見ると2層なのですが、中は3層になっています。
それでは中に入ってみましょう☆
まず1階は左右の扉に分かれており、左側を開けると階段、右側を開けると階段下の空間があります。
この階段、かなり急なので上り下りする時は要注意です!
六賢台入口.JPG 2階への階段②.JPG
階段を上ると2階の壁には作りつけの棚があります。
ガラス戸の中には、井上円了博士が日本全国を巡行している際に集めた茶碗や陶器、
寺社仏閣のお守りなどが飾られていたそうです。
六賢台棚.JPG 六賢台棚②.JPG
井上円了博士が集めた品々は、現在は公園の近くにある歴史民俗資料館に収蔵されており、
歴史民俗資料館にご協力頂いて、その写真を展示しています。
それでは続いて3階へ。こちらも狭くて急な階段です(>_<) 3階への階段横から.JPG
3階は2階に比べて窓が大きいので明るいですね。
窓から見える園内は、いつもの風景とひと味違って見えますよ~♪
3階の様子.JPG 六賢台からの眺め.JPG
六賢台は6人の賢人を祀っている建物で、
昔は3階に六賢人の肖像画を収めた額が掲げられていたそうです。
現在はその複製を無尽蔵の中に展示し、六賢台ではその複製画を撮影したものを飾っています。
複製の複製ですが(^^;、当時の雰囲気を感じて頂ければと思います。
六賢人の額.JPG
さてさて六賢人は誰かというと・・・
日本古代の聖徳太子、中世の菅原道真、中国周代の荘子
宋代の朱子、インド仏教の龍樹、仏教以外から迦毘羅の6人です。
前回ご紹介した四聖堂では世界的哲学者が祀られていましたが、
六賢台では東洋の賢人が祀られているのです。
最後にひとつ、六賢台には「天狗」が隠れています。
今までの写真にもちらっと写っているのですが、何処にいるかわかりましたか??





正解はここ、屋根の上です!
天狗瓦.JPG
棟瓦の端に天狗の瓦がついています。ちょっと怖い!
どうしてこんなところに天狗が?というと、
六賢台が建立した当初、すぐ近くに「天狗松」と呼ばれる松があった事に由来します。
天狗松は哲学堂の中でひときわ高く、松を切ろうとする度に天狗が邪魔をしたという伝説が残っています。
昭和8年に枯死してしまい、今では石碑のみ残っています。
六賢台を見る際には、ぜひ屋根の天狗にも注目してみて下さい☆
第2回の古建築物紹介、いかがだったでしょうか?
文中でもお伝えした通り、六賢台は階段が狭くて急なので、中に入る際は十分にご注意下さい。
次回は講義室として建てられ、今もよく使用している「宇宙館」を紹介したいと思います。
更新は10月21日(金)の予定ですので、ぜひご覧ください☆☆