自然の風景の中で、何を撮ったらいいか?という質問をいただくことがありますが、
まず何が心の琴線に触れたのか?綺麗?面白い?不思議? を感じた箇所に目線をズームしてシャッターを押してみましょう。
広角レンズで漠然とたくさんの要素を入れて撮ると説明的な写真になってしまうので、
望遠レンズで、またはマクロレンズで、被写体にグッと寄ってみましょう。
マクロ視点で眺めてみると、普段何気なく歩いていた道端や公園では今まで気づかなかったフォルムに出会うことがあります。
いつもの背丈の目線から、猫の目線のように低い位置から、また鳥の目線のように高い位置からなど
アングルを変えてみると面白い写真が撮れるようになります。
写真家:熊谷 正(公益社団法人 日本写真家協会会員)
(写真左:猫目線アングル 写真右:俯瞰アングル)